ボトックスが効きすぎた時はどうする?美容鍼灸はオススメです!

この記事では、ボトックスが効きすぎた際に起こる症状や原因、美容鍼灸でできるサポート方法を症例とともに解説し、自然な表情を取り戻すためのポイントをお伝えします。
もくじ
ボトックスが効きすぎるとどうなる?
ボトックスは筋肉の動きを抑制させることでシワやたるみを改善する治療ですが、効きすぎると以下のようなトラブルが発生することがあります。

- 表情が不自然になる
額や目元にボトックスをしすぎると、眉毛が動かなくなり、無表情に見えてしまうことがあります。 - まぶたが重くなる(眼瞼下垂)
額のボトックスが強く効きすぎると、まぶたを持ち上げる筋肉が弱まり、目が開けづらくなることがあります。 - 笑顔がぎこちなくなる
口元のボトックスが強く効きすぎると、口角が上がりづらくなり、不自然な笑顔やしゃべりにくくなることもあります。 - 噛む力が弱くなる
エラにボトックスを打った場合、噛む力が弱くなり、食事がしにくくなることがあります。 - 首が重くなる(フロッピーネック)
首のボトックスが効きすぎると、首を支える筋力が弱まり、頭を支えるのが大変になることがあります。
ボトックスの効果は数ヶ月で自然に薄れていきますが、その期間中に不便を感じることも少なくありません。
美容鍼灸でできること

美容鍼灸は、血流を促進し、神経や筋肉のバランスを整えることで、ボトックスの副作用を和らげるサポートができます。
- 筋肉のバランスを整える
ボトックスによって過剰にリラックスした筋肉と、代わりに緊張してしまった筋肉のバランスを調整することができます。特に表情筋の動きを取り戻すための鍼施術を行うことで、自然な表情を取り戻しやすくなります。 - 神経の働きをサポート
ボトックスが神経伝達をブロックすることで筋肉が動かなくなりますが、鍼を使って神経の働きを刺激することで、回復を助けることができます。 - 血流促進でボトックスの代謝を促す
美容鍼を行うことで、施術部位の血流が改善され、新陳代謝が活発になります。これにより、ボトックスの成分が早く分解され、効果が抜けるのを早める可能性があります。 - リンパの流れを改善し、浮腫みを軽減
ボトックスの影響で筋肉が動かなくなると、リンパの流れが悪くなり、むくみが出やすくなります。鍼とリンパマッサージを組み合わせることで、顔のむくみを軽減し、すっきりとしたフェイスラインを取り戻すことができます。 - 肌のターンオーバーを促進
ボトックスの影響で血流が悪くなり、肌の新陳代謝が低下することがあります。美容鍼は肌のターンオーバーを活性化し、くすみや乾燥を改善するのに役立ちます。 - 鍼灸のリラックス効果で自然な表情を取り戻す
ボトックスの副作用に悩んでいると、表情が硬くなったり、不安を感じることも多いですよね。美容鍼は副交感神経を刺激し、リラックス効果をもたらすため、心身ともにリフレッシュすることができます。
施術を受けるタイミングは?

ボトックスの副作用が気になる方は、施術後1週間〜1ヶ月ほど経ったタイミングで美容鍼を受けるのがおすすめです。早めにケアすることで、不快な症状を軽減しやすくなります。
さらに、ベーシックな美容鍼よりも電気美容鍼という鍼に電気を流す美容鍼の方が筋肉の動きに強く働きかけるので効果的です!
電気美容鍼は、鍼に電気を通して筋肉にトントントンという電気刺激を伝えます。
緩みすぎた筋肉や動きづらくなった表情筋にアプローチして本来の筋肉の動きに戻るように働きかけます。
もちろん、電気の刺激量は個人差があるので調整できます。
また、ボトックスの施術前に美容鍼灸を受けておくと、筋肉のコンディションを整え、副作用を最小限に抑えることができる場合もあります。
鍼灸施術症例
ボトックスが効きすぎて表情が不自然になったケースで、実際に当院で美容鍼をおこなった結果、症状が軽減した症例をご紹介します。
症例1:おでこ・眉間ボトックスの効きすぎ 40代男性
2週間前におでこと眉間にボトックス注射を受け、眉が上がらない・まぶたが重いという症状で来院。
県外からの通院のため、2週間に1回の電気鍼施術を実施。
おでこは骨が近く内出血リスクが高いことを説明済み。
施術ごとに症状が改善し、4回の施術で終了。
おでこ・眉間も徐々に柔らかくなりました。
症例2:顎ボトックスの効きすぎ 30代女性
2週間前に顎と口角にボトックス注射後、下唇が下がらず笑顔が不自然に。
3週間後に大事な仕事があるため来院。
1週間に1〜2回のペースで通院し、下唇下縁と顎に電気鍼を実施。
美容医療と併用しながら治療を進めました。
施術ごとに症状が改善し、6回で施術終了。自然な笑顔を取り戻しました。
症例3:おでこボトックスの効きすぎ 50代女性
10日前、おでこにボトックス注射後、まぶたが重く目が小さく見える症状が出現。
これまで何度か打ったが初めてのケースで不安になり来院。
週1回ペースで電気鍼施術を実施。施術ごとにおでこが柔らかくなり、瞼の重さが改善、目も開きやすくなりました。
4回で施術終了し、自然な表情を取り戻しました。
まとめ
ボトックスの効果が強く出すぎてしまった場合、美容鍼灸は血流や神経の働きを整え、副作用を軽減するサポートができます。
電気美容鍼は、特に効果的です。
ボトックスが効きすぎて表情が不自然になっても、時間の経過とともに徐々に落ち着いていきます。
しかし、少しでも今のつらい状態を早く緩和したい方には、美容鍼が有効な選択肢の一つです。
自然な表情を取り戻し、健康的な肌へと導く美容鍼をぜひお試しください。
ボトックスの影響で悩んでいる方、自然な表情を取り戻したい方は、ぜひ一度ご相談ください♪