眼科疾患と鍼灸
福岡の鍼灸院

眼科疾患と鍼灸

眼科疾患と鍼灸

鍼灸は目の病気やそれに伴う症状に対して有効です。
眼の病気や症状を改善したり、病状の進行を遅らせることができます。
また、目の症状のみならず、目が原因で起きる体調不良も改善します。

よく見る眼科疾患

鍼灸で対応できる眼科疾患は眼精疲労による「目の疲れ」「ぼやける」「かすむ」など日常的な目の不快症状から、難治性の目の病気など様々です。
特に目の病気が原因のものは、眼科での治療を継続しながら、もしくは経過観察をしながら鍼灸を併用していただくことで、改善・現状維持できるような鍼灸施術を行っています。

◆当院でよく見る眼科疾患
眼精疲労
ドライアイ
緑内障
加齢性黄斑変性症
近視性黄斑変性症
中心性網膜症
網膜色素変性症
複視
飛蚊症
それぞれの詳細については病名をクリックしてください

眼科疾患の鍼灸効果

眼科疾患における鍼灸治療では日常的に起こる不快な症状と慢性的・難治性の病気では効果の現れ方が違います。

◆日常的な目の疲労

日常的な眼精疲労などであれば、鍼灸施術を受けた直後から効果を感じます。また、鍼灸施術を受けた直後ではなく、翌朝に症状が改善することがよくあります。
・視野が明るくなった
・良く見えるようなった
・目の重たさがとれた
・目の奥の痛みが取れた

◆慢性的・難治性の眼疾患

緑内障や黄斑変性症などの慢性的疾患や網膜色素変性症などの難治性の眼疾患などは直後に劇的な効果がでることはありませんが、定期的な鍼灸施術を受けることで少しずつですが以前よりも症状や数値が改善したり、維持出来たりします。

特に難治性の病気はできるだけ悪くさせないように、今の状態をキープできるようにすることが大事になります。
難治性の眼疾患は特にお薬がなく、半年や1年に1回定期検査をするだけのことも多いです。
何もしないまま悪くなるのを待つだけで不安という方が鍼灸を受けに来ていただいています。

緑内障、黄斑変性症、網膜色素変性症で定期的に鍼灸を受けている方たちは、急激な症状の悪化をすることなく日常生活を送っています。

眼科疾患の鍼灸

眼科疾患の鍼灸施術では目と身体全体の血流を良くすることで症状を改善していきます。
そのため、目の周り、後頚部、手足のツボなどに施術を行っていきます。

◆目の周りへの施術

眼科鍼灸

目の周囲の血流を良くし、目の回復に必要な栄養や酸素が目に供給されます。また、眼球の奥にある網膜や視神経にも良い影響を与えます。
黄斑部の浮腫の改善であったり、眼圧の低下などの効果が期待できます。

目の周りへの鍼は少し怖いと思う方もいると思います。ただ、目の周りに使用する針はとても細く、浅く刺鍼するので、ほとんど何も感じないくらいの刺激です。

◆後頚部への施術

更年期障害による不定愁訴の鍼灸治療

後頭部は視神経とのつながりも深く、眼精疲労をはじめ目に異常があると、首から肩にかけてが凝ったり、痛く感じることが多いです。また、首コリの自覚症状がなくても、触診してみるとコリがあることがあります。
特に頭と首の境目に当たる後頚部にはコリがでやすく、目に関係のある重要なポイントです。

後頚部への鍼は、ズーンと重く響くような心地よい感覚があります。施術後には首や肩こりが軽減され、目の奥の痛みや違和感なども改善していきます。

◆手足への施術

更年期障害のホットフラッシュ治療

手足には目とつながりのあるツボがたくさんあります。
手足のツボを鍼灸施術すると、顔面部や目の奥にある網膜の血流量が増加することが確認されていています。
眼疾患の施術には欠かせないツボです。
また、手足はご自身でセルフお灸をしやすいツボになります。

鍼灸施術の頻度

鍼灸施術の頻度は目の症状や病気の程度などにより異なります。
軽度の眼精疲労であれば1回もしくは数回の施術で症状が軽減します。
症状が軽減後も1~2週間に1回程度の施術を行っておくと眼精疲労やそれに伴う頭痛、肩こりなどを起こしにくくなっていきます。


慢性的もしくは難治性の眼疾患の場合は初めは週1~2回程度の行い、その後様子を見ながら2週に1回程度の施術を行うことが多いです。
慢性、難治性の場合は、じわじわと効果がでるため、顕著な効果を感じにくい場合が多いです。

しかし、鍼灸施術を受けている方が、しばらく鍼灸施術を受けることができない期間があると、目の見えやすさなどが悪くなり、改めて定期的な鍼灸施術が目に良い影響を与えていることを体感します。
そのため継続的、定期的に行うことがとても重要です。

セルフケアのお灸

眼疾患へのセルフお灸

当院にて週1回、2週1回、月1回と目の症状や病気の程度に応じて鍼灸施術を行っていきます。
そして、施術と施術の間はぜひ自宅にてセルフお灸をしていただくことをおススメしています。

手足には目にとても効果的なツボがあります。これらのツボにできれば毎日お灸をしていただくことで、目の調子を良い状態に保つ効果が期待できます。

まとめ

眼科疾患への鍼灸施術は目の症状を改善・症状の進行を予防する効果が期待できます。また、頭痛、肩こりの軽減など身体全体の体調も良くなっていきます。

慢性的、難治性の眼疾患は眼科での治療でも根治が難しかったり、お薬がない場合もあります。
症状が悪化することへの不安を抱えながら日々生活している方も多くいます。

鍼灸はそういう方に少しでもお役に立つことができる施術法です。

 

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