【鍼灸師が解説】安産のお灸は効果あるの?
妊娠後期に入ると、「少しでも楽に出産したい」「体を整えてお産を迎えたい」と考える方が増えてきます。そんな時に注目されているのが、安産のお灸です。
この記事では、安産のお灸の目的や三陰交が使われる理由、いつから始めるのがよいのかなどを分かりやすく解説します。また、安産のお灸を実践されたママさんの感想も掲載しています。
もくじ
安産のお灸とは?
安産のお灸とは、妊娠後期の体調を整え、出産をスムーズに迎えるための東洋医学的ケアです。
東洋医学では、
- 冷え
- 血流の滞り
- 緊張や不安
これらが出産を妨げる要因になると考えられています。
お灸で体をやさしく温めることで、子宮や骨盤周囲の血流を促し、「赤ちゃんを産みやすい体の状態」へと整えていきます。
安産のお灸で期待できること
安産のお灸には、次のような目的があります。
- お腹・腰・足元の冷え改善
- 骨盤内の血流促進
- 陣痛時に力みやすい体づくり
- 出産時の疲労軽減
- 産後の回復をスムーズに
「陣痛を起こすため」ではなく、
出産に向けた体の準備を整えるケアという点が大切です。
安産のツボ「三陰交」

安産のお灸で特に有名なのが、三陰交(さんいんこう)というツボです。
- 内くるぶしから指4本分上
- 血流改善・冷え対策
- 子宮やホルモンバランスに関係するツボ
逆子が頭位に戻った後、
安産目的として三陰交のお灸を続ける方も多いです。
なぜ三陰交は安産に良いのか?
① 妊娠・出産に関わる3つの経絡が集まるツボ
三陰交は血流・体力・生殖機能に関わる経絡が交わる重要なポイントです。
→ 出産に必要な体の働きをまとめて整えやすい。
② 子宮・骨盤まわりの血流と冷えを改善
お灸で三陰交を温めることで、下半身の血流が促されます。
→ 子宮や骨盤内の環境が整い、産みやすい体の状態につながります。
③ 緊張を和らげ、力みやすい体を作りやすい
三陰交への刺激は自律神経にも作用します。
→ 不安や緊張が和らぎ、陣痛時に必要な力が出しやすくなると考えられています。
安産のお灸はいつから始めるのが良い?
安産のお灸は、妊娠28〜32週頃から始める方が一般的です。
- 逆子が戻った後
- 妊娠後期で冷えやむくみが気になる
- 出産への不安が強い
このようなタイミングで取り入れると、体調管理として役立ちます。
安産のお灸は自分でできる?

市販の台座灸を使えば、自宅でのセルフケアも可能です。
ただし、以下の3点には注意
- 熱さを我慢しない
- 体調が悪い日は行わない
- 不安があれば専門家に相談する
こちらにセルフお灸について解説しています。
安産のお灸を実践されたママさん

3ヶ月前に逆子のお灸で来院されたママさんが先日来院されました。
逆子のお灸で、逆子ちゃんが戻った後も継続的にお灸を続けていただけたので、お産も軽かったとご報告いただけました。
そして今回は、毎日育児で忙しいけど楽しい生活を過ごしておられるそうですが、身体はちょっとだけお疲れ気味。
自分でできるセルフお灸のツボを知りたいとのことで来院されました。
肩こりや頭痛に効果的なツボをお伝えしました。
感想

逆子ちゃんのお灸治療で安産
大野城市在住 30代
逆子治療施術後、毎日自宅でのお灸を続けていましたが、
お灸をしている時は胎動が激しく、
治療から2週間後の健診で逆子が治っていました。
安産ツボにも一緒にお灸をしていたので、
お産もとても軽く安産でした。
本当にありがとうございました。
















