生理痛の鍼灸治療によくある質問 | 福岡市・天神の中国鍼灸院 箱嶌医針堂
生理痛の鍼灸治療によくある質問
よくある質問

生理痛の鍼灸治療によくある質問

生理痛に鍼灸はどんな効果がありますか?

鍼灸は血流を改善し、骨盤内の循環を整えることで痛みをやわらげます。生理痛は、子宮の収縮が強すぎたり、血の流れが滞ることで起こることが多いです。鍼やお灸によって筋肉をゆるめたり、血流をスムーズにすることで、痛みが軽くなる方が多くいらっしゃいます。

どのくらいの頻度で通えばいいですか?

最初の1〜2か月は週1回を目安に施術すると効果を感じやすいです。症状が落ち着いてきたら、2〜3週間に1回くらいのペースにしていきます。「排卵期」「生理前」「生理後」などの生理周期にタイミングを調整する場合もあります。

治療期間はどのくらいかかりますか?

早い方では1〜2回で軽減を感じることもありますが、体質を整えて根本改善を目指す場合は3〜6か月が目安です。生理痛はホルモンバランスや血流の問題など、時間をかけて起こったものなので、焦らずゆっくり整えていくことが大切です。

生理中に施術を受けても大丈夫ですか?

基本的には問題ありません。むしろ、生理中に施術を行うことで痛みを軽減できることもあります。ただし、出血量が多かったり体調がすぐれない場合は、体への負担を考えて別の日に調整することもあります。無理せず、その日の体調に合わせてください。

どんな原因の生理痛でも効果がありますか?

体質的な生理痛(機能性月経困難症)は特に効果が期待できます。また、子宮内膜症や子宮筋腫など器質的疾患がある方でも、痛みの軽減や血行改善を目的に施術することで、症状緩和に役立つ場合があります。

子宮内膜症や子宮筋腫があっても施術を受けられますか?

はい、受けられます。鍼灸は病気そのものを治すわけではありませんが、「痛みの軽減」「骨盤内の血流改善」「冷え・自律神経の調整」によって、症状の緩和や日常生活の負担軽減に役立ちます。鍼灸治療と医療機関の治療と併用される方もいます。
また、薬物療法や手術を検討している方でも、鍼灸を取り入れることで「薬の副作用を少なくしたい」「痛み止めに頼らず過ごせる時間を増やしたい」といった目的で施術することが可能です。

【関連リンク】
子宮内膜症の鍼灸治療

ピルを服用していますが鍼灸施術を受けられますか?

ピルを服用されていても施術は受けられます。
鍼灸施術によってピルの作用を妨げることはありません。むしろ、血流改善や自律神経の安定を促し、ピルによる副作用(頭痛・むくみ・イライラなど)の軽減が期待できる場合もあります。
服用しているお薬の種類や体調に応じて刺激量も調整しますので、ご相談ください。

痛み止めを飲んでいますが、鍼灸治療を受けても問題ないですか?

問題ありません。鍼灸は薬との併用が可能です。薬で急な痛みを抑えつつ、鍼灸で根本的な体質改善を進めることで、徐々に薬の回数や量が減った方も多いです。

ホルモン剤や漢方薬を服用していますが、鍼灸施術を受けられますか?

とくに問題はありません。
鍼灸は「体のバランスを整える」ことを目的としており、薬の作用を邪魔するものではありません。むしろ、薬によるホルモン調整や体質改善のサポートとして、血流を促したり、自律神経やホルモン分泌の働きを整えたりする効果が期待できます。
ただし、服薬内容によっては施術部位や刺激量を調整することがありますので、カウンセリング時に服用中のお薬をお伝えください。

生理不順は改善しますか?

生理不順は、ストレスや冷え、ホルモンバランス、自律神経の乱れなど、さまざまな要因が関係しています。鍼灸では、これらのバランスを整えることで、身体が本来もつ自然なリズムを取り戻すようにサポートします。子宮や卵巣への血流改善を促すことでホルモン分泌や排卵リズムが安定しやすくなります。
その結果として、生理周期が安定したり、PMSなどが軽くなったりする方も多くいらっしゃいます。
ただし、生理不順の原因によっては時間がかかる場合もあります。

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生理不順の改善に鍼灸施術

生理痛はなくなりますか?

全くなくなるとは言い切れませんが、鍼灸治療を続けることで痛みがほとんどなくなった方もいらっしゃいます。体質や生活習慣によって差はありますが、継続的に通うことで「痛みが軽くなった」「痛みが出ない月もある」「鎮痛薬を使う回数が減った」という反応は多いです。鍼灸は即効性だけでなく、体質そのものを整えることで再発しにくい体を作るお手伝いにもなります。

PMS(月経前症候群)にも効果がありますか?

鍼灸治療はPMS(月経前症候群)の症状に対しても効果が期待できます。
PMSは、ホルモンバランスの変動や自律神経の乱れ、血流の滞りなどが関係しており、イライラ・気分の落ち込み・頭痛・むくみ・腹部の張りなど、心と体の両面に不調が出やすい症状です。
鍼灸では、「ホルモンの働きを整える」「自律神経」や「血流改善」にアプローチし、体の内側からバランスを整えていきます。

【関連リンク】
PMDD(月経前不快気分障害)への鍼灸治療

妊活中でも鍼灸は受けられますか?

妊活中でも鍼灸施術は受けていただけます。むしろ、妊娠に向けて「子宮や卵巣の血流を整える」「ホルモンバランスを調整する」「ストレスや自律神経の乱れを改善する」といった点で、鍼灸は非常に有効な方法となります。
生理痛が強い方は、骨盤内の血行不良やホルモンバランスが乱れていることが多く、それが妊娠しにくい状態につながっているケースもあります。鍼灸では体質改善を通して「妊娠しやすい身体づくり」を行うため、妊活中の方や不妊治療中の方にも多く利用されています。

【関連リンク】
生理痛を緩和し、妊娠に至った不妊鍼灸治療

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この記事を書いた人

福岡で美容鍼

鍼灸師 大平洋子(おおひら ようこ)

中国鍼灸院 箱嶌医針堂にて美容鍼・女性疾患などを主に担当している。

健康になりながら、美しくなっていただけるように鍼灸治療を行っています。
より多くの方に鍼灸の素晴らしさを知って頂きたいと思っています。

鍼灸や美容に関するブログを書いています。

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