【鍼灸師監修】緑内障に効くツボ|眼圧を下げて安定させるセルフケア

緑内障は眼圧によって眼球の後ろにある視神経が圧迫されることで、視野が狭くなっていく病気です。
また、眼圧が正常でも視神経が圧力に耐えられなくなり障害を受けることで視野が狭くなっていく正常眼圧緑内障もあります。
緑内障は眼圧のコントロールがとても重要になってきます。
眼科での治療では点眼薬などで眼圧を下げてコントロールしていきますが、なかには眼圧が下がりにくい方もいます。
この記事では、緑内障に対する鍼灸治療の考え方やおすすめのセルフケアツボを解説します。眼圧が安定しにくい方や進行を予防したい方に役立つ内容です。
目薬と併用できる鍼灸治療

緑内障で眼圧が下がらないと悩んでいる方は、眼科での治療以外に何か他に緑内障に良い方法がないか探されて、鍼灸治療を受けに来られています。
また、眼圧が安定している場合でも、少しでも良い状態を保ちたいとの思いで鍼灸治療を希望される方もいらっしゃいます。
緑内障の鍼灸治療では週1回程度の施術と、自宅でのセルフお灸をおすすめしています。
最近では、緑内障は眼圧だけの問題ではなく、眼循環不全による慢性虚血も関係していると言われています。
そのため鍼灸治療では、目の周りの血流を良くすることに加え、身体全体の血流改善を重視して施術を行っていきます。
緑内障の鍼灸治療についてこちらをご覧ください。
緑内障に効くツボ
緑内障の鍼灸治療で使うツボはいくつかありますが、その中でセルフお灸におすすめのツボをご紹介します。

行間(こうかん)は足の親指と人差し指の間、付け根にあるツボです。
このツボに毎日お灸をすることをおすすめしています。
■ お灸についてもっと知りたい方へ
まとめ
緑内障は眼圧コントロールが重要ですが、眼圧だけでなく目の血流も深く関係しています。
鍼灸治療は点眼薬と併用でき、血流改善や眼圧安定のサポートとして期待できます。
セルフケアとして「行間」へのお灸を取り入れることで、ご自宅でも緑内障対策が可能です。
緑内障の治療は眼科での治療が第一です。鍼灸は補助療法として、検討してみてください。