肩こりを治すツボはどこ?自宅でできる簡単セルフケアでスッキリ解消 | 福岡市・天神の中国鍼灸院 箱嶌医針堂
肩こりを治すツボはどこ?自宅でできる簡単セルフケアでスッキリ解消
ツボ情報

肩こりを治すツボはどこ?自宅でできる簡単セルフケアでスッキリ解消

肩こりに悩むあなたへ|ツボ押しでスッキリ解消

肩こりによくある症状

「肩が重くてだるい」「デスクワークのあとに首や肩がガチガチ」…そんな肩こりの悩みを、ツボ押しでスッキリ軽くしてみませんか?

この記事では、肩こりを和らげるとされるツボや、自宅でできる押し方のコツをご紹介します。セルフケアのポイントから注意が必要な症状まで、わかりやすく解説します。

肩こりの原因とは?

肩こりは、多くの場合「血行不良」と「筋肉のこわばり」によって起こります。

主な原因には以下のようなものがあります。

  • 長時間同じ姿勢での作業
  • スマートフォンの使いすぎ
  • 運動不足や冷え
  • ストレスや自律神経の乱れ

これらが筋肉を緊張させ、血流を悪くすることで、肩の重さや痛みが生じやすくなります。慢性的な肩こりは、日常の習慣の積み重ねから生まれるため、意識したケアが大切です。

肩こりを治す代表的なツボ

以下のツボは、肩こり改善に広く活用されています。
■首肩にあるツボ
肩こりのツボ(天柱・風池・肩井)

肩井(けんせい)

肩の一番高いところ。首の付け根と肩先の中間にあります。筋肉の緊張を和らげ、血行促進の効果が期待できます。

天柱(てんちゅう)

首の後ろ、左右の太い筋肉の外側にあるくぼみ。自律神経の乱れからくる肩こりに効果があるとされています。

風池(ふうち)

後頭部の髪の生え際、耳の後ろのくぼみ。肩や首の血行を改善し、頭痛や眼精疲労にも用いられます。

■手にあるツボ

肩こりに効くツボ(合谷)

合谷(ごうこく)

手の甲、親指と人差し指の骨が交差する部分。肩こりのほか、目の疲れやストレスにも有効な万能ツボです。

ツボ押しの正しいやり方

押し方の基本

  • 力加減:「痛気持ちいい」程度で、強く押しすぎない
  • 呼吸を意識:吐きながらゆっくり押し、吸いながら離す
  • 1回の時間:1か所につき3〜5秒、3回程度
  • タイミング:1日2〜3回、朝・昼・夜に分けて実施

肩井など直接押しにくいツボには、テニスボールやツボ押しグッズの使用もおすすめです。

押す前の準備

  • ツボの周囲を軽くさすって温める
  • 首や肩を軽く回して血行を促進する

セルフケアで注意すべき症状

以下のような症状がある場合は、ツボ押しだけに頼らず、専門の医療機関に相談しましょう。

  • 肩の痛みが強く、動かすのが困難
  • 腕や指にしびれがある
  • 吐き気やめまい、頭痛を伴う
  • 長期間セルフケアをしても改善しない

これらは頚椎や神経に関わる可能性もあるので、整形外科などで診察を受けましょう。

まとめ|ツボ押しで肩こりを軽く、心もスッキリ

肩こりを軽減するツボは自宅でも簡単にケアできます。無理のない範囲で、自分に合った押し方を日常に取り入れてみましょう。

繰り返す肩こりには、姿勢や生活習慣の見直しも重要です。体をいたわる時間を作って、肩こりのない快適な毎日を目指しましょう。

関連記事

この記事を書いた人

医学博士・鍼灸師 箱嶌大昭

医学博士・鍼灸師 箱嶌大昭(はこしま ひろあき)

東洋医学の本場、中国・北京にて日本人初の医学博士を取得後、福岡・天神にて「中国鍼灸院 箱嶌医針堂」を開業。福岡県内をはじめ、九州各県から多くの患者が来院。
肩こり、腰痛など日常的な症状から慢性的な神経痛、自律神経失調症、難病などの鍼灸治療を行っている。

「慢性的な肩こりなどは鍼灸治療で改善する可能性があるので、ぜひ受けてみてはいかがでしょうか?」
こちらをクリック→「院長の経歴・あいさつ

関連記事