ぎっくり腰・腰痛

福岡のぎっくり腰・腰痛でお悩みの方へ

当鍼灸院ではぎっくり腰や慢性腰痛には中国針を用いた治療を行っています。
中国針の独特な鎮痛効果で軽度のぎっくり腰では1~2回の治療でほぼ痛みがなくなってしまう方も多いです。
重症なぎっくり腰の場合でも3~4回程度の鍼灸施術でおおかたの痛みは軽減します。ぎっくり腰には中国針による治療をお勧めいたします。
また、慢性の腰痛症で骨に変形があっても中国針にて筋肉の炎症やコリを取ることで腰痛症状を改善させていきます。
福岡で腰痛・ぎっくり腰の症状でお困りの方は当院にご相談ください。


ぎっくり腰・腰痛の部位と症状
ぎっくり腰・腰痛の部位は3つに分類できます 。
- 筋筋膜型 腰の上方に痛みを感じます。ぎっくり腰の場合は1~3回の治療にて症状が軽減。筋筋膜性腰痛などが原因。
- 椎間関節型 骨盤と腰の境目を中心とした部分に痛みを感じます。ぎっくり腰の場合1~3回の治療にて症状が軽減。長年患っている頑固な腰痛の場合は5回程度の鍼灸施術にて症状が改善。改善後は月1~2回の定期的な鍼灸を行うことで悪化を予防。椎間関節性腰痛・変形性腰痛症等が原因。
- 複合型 筋・筋膜型や椎間関節型が重複するものです。
腰痛・ぎっくり腰を引き起こす疾患
主な原因としては、筋筋膜性腰痛、椎間関節性腰痛、椎間板ヘルニア、変形性脊椎症、脊椎すべり症などが挙げられます。これらは筋肉の疲労や炎症を引き起こし、コリを形成して血流を阻害することで腰痛を悪化させます。
鍼灸では、たとえ骨に変形があっても、筋肉の疲労・炎症・コリを効率よく取り除くことで腰痛を改善することができます。
腰痛を引き起こす疾患は数多くありますが、鍼灸が特に適応する代表的なものとして以下が挙げられます。
主な腰痛の原因
- 筋筋膜性腰痛:ぎっくり腰に多く見られ、腰の上方に痛み。重いものを持ち上げたり体を捻った際に発症し、就寝後や起床時に強い痛みが出ることも。
- 慢性腰痛:ぎっくり腰や椎間関節症、変形性脊椎症、椎間板ヘルニアなどの慢性化により長期化。筋疲労やコリが血流を妨げ頑固な痛みへ。
- 椎間関節性腰痛:椎間関節の炎症が原因。前かがみで物を持ち上げた際に「ギクッ」となり動けなくなるケースも。ぎっくり腰の一因。
- 椎間板ヘルニア:突出した椎間板が神経を圧迫。立位や座位の持続でつらく、坐骨神経痛の原因にも。
- 変形性脊椎症:加齢変化で背筋が疲労。起床時や同一姿勢後の動作開始時に痛みが強まり、動くと軽減。
- 脊椎すべり症:椎体の前方移動で関節や筋に負担がかかり腰痛に。
- 骨粗しょう症・脊椎圧迫骨折:立ち上がり・前かがみ・持ち上げ動作で圧迫骨折を起こし疼痛。起き上がりや寝返りで増悪。
腰痛・ぎっくり腰の中国鍼灸
腰の深部にあるコリを取り除く「大腰筋刺鍼術」

大腰筋刺鍼術は、主にぎっくり腰や慢性的な腰痛に用いる施術です。大腰筋は腹筋と背筋の中間に位置し、背骨を支える重要な筋肉ですが、背中側やお腹側から押しても触れられない深部に存在します。
ぎっくり腰や慢性腰痛が改善されにくいケースでは、この大腰筋が疲労や炎症を起こしていることが少なくありません。
当院では中国針を用い、的確に大腰筋をねらうことで、腰の深部にあるコリや炎症を取り除き、症状の改善を目指します。

一般的な腰痛治療では、背骨の周囲の背筋を中心に施術することが多いため、症状がなかなか改善しない方もいらっしゃいます。
大腰筋は身体の中心かつ深部にあるため、マッサージや通常の鍼灸治療ではアプローチが難しい筋肉です。当院の大腰筋刺鍼術は、その深部にまで届き、頑固な腰痛の改善につながります。
吸い玉療法

吸い玉療法は、ガラスの玉を患部皮膚に吸着させて毛細血管を刺激し、血流を促進して筋肉の炎症やコリなどを取り除きます。
皮膚に吸い付かせるため跡が2~3日残ることがありますが、確実に消えますのでご安心ください。
動画で解説:腰痛の鍼灸治療
立ち仕事で慢性的な腰痛に悩まされている方に鍼灸治療を行いました。
首肩こりから腰痛まで背中のコリがひどい方への鍼灸治療を行いました。
まとめ
腰痛の原因は筋肉・関節・椎間板・加齢変化など多岐にわたります。当院では鍼灸により深部のコリや炎症を的確にケアし、血流を改善して症状の緩和と再発予防を目指します。薬や手術に頼らず改善を図りたい方に、鍼灸は有効な選択肢のひとつです。長引く腰痛でお困りの際は、原因を見極めたうえでぜひ一度ご相談ください。