胃炎・逆流性食道炎・機能性ディスペプシアの鍼灸治療によくある質問 | 福岡市・天神の中国鍼灸院 箱嶌医針堂
胃炎・逆流性食道炎・機能性ディスペプシアの鍼灸治療によくある質問
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胃炎・逆流性食道炎・機能性ディスペプシアの鍼灸治療によくある質問

鍼灸は胃炎や逆流性食道炎に効果がありますか?

鍼灸は、炎症を薬のように直接抑える治療ではありませんが、
自律神経の調整、胃腸の血流改善、胃の運動機能の安定を通じて、
体が本来もつ回復力が働きやすい状態を整えていきます。

その過程で、
炎症を悪化させる要因(緊張・血流低下・機能低下)が軽減されることで、
結果的に炎症反応が落ち着きやすくなり、

食欲不振・胃もたれ・胃痛・膨満感・胸やけ・不快感などの症状が和らぐケースがあります。

効果の現れ方には、症状の程度や体質により個人差があります。

なぜ鍼灸が胃の症状に効くのですか?

鍼灸は胃そのものを直接治す治療ではありませんが、
次のような作用を通じて胃の不調を和らげることがあります。

  • 自律神経を整え、胃の緊張や働きの乱れを改善する
  • 胃やその周囲の血流を促し、回復しやすい状態をつくる
  • 胃の動きを整え、胃もたれや胸やけを軽減する
  • ストレスによる胃の不調を和らげる

検査で大きな異常がなく、
ストレスや生活リズムの乱れで症状が出やすい方では、
医療機関の治療と併用することで効果が期待されます。

鍼灸で胃酸の逆流自体が止まりますか?

鍼灸は、胃酸を薬のように強制的に抑える治療ではありませんが、
自律神経や胃・食道の働きを整えることで、胃酸が逆流しにくい状態へ導く治療です。
そのため、症状の程度や体質によっては、胸やけや不快感の軽減が期待できます。

鍼灸によって

  • 自律神経を整える
  • 胃や食道の働きを安定させる

といった作用があり、胃酸が逆流しにくい状態をつくることが期待できます。

その結果、
胸やけ・のどの違和感・不快感などの症状が軽減するケースがあります。

逆流性食道炎の基本治療は薬物療法ですが、

  • 薬を使っても症状が残る場合
  • ストレスや生活習慣によって症状に波がある場合

には、医療機関での治療と併用する補完療法として鍼灸が役立つことがあります。

機能性ディスペプシアにも効果はありますか?

はい、機能性ディスペプシア(FD)には鍼灸の効果が期待できる場合があります。

機能性ディスペプシアは、内視鏡などの検査で異常が見つからないにもかかわらず、
胃もたれ・みぞおちの不快感・早期満腹感などの症状が続く病気です。
その背景には、自律神経の乱れや胃の運動機能の不調、ストレスが関係していることが多いとされています。

鍼灸は、

自律神経のバランスを整える

胃の働きや動きを安定させる

胃周囲の血流を改善する

といった作用を通じて、症状が出にくい体の状態を整える治療です。

身体のどこに鍼灸治療をしますか?

症状や体質によって異なりますが、鍼灸は主に次のような部位に行います。

  • 背中(背筋のあたり)
    胃や自律神経と関係が深く、緊張を和らげる目的で行います。
  • 手や足
    胃腸や自律神経の調整に関係するツボが多く、刺激が穏やかなためよく使います。
  • 首・肩まわり
    ストレスや緊張が強い場合に、全身のバランスを整えるために行います。

施術は一人ひとりの症状や体調に合わせて行います。

どのくらいのペースで通う必要がありますか?

症状の強さや経過によって異なりますが、一般的な目安は次の通りです。

  • 症状がつらい時期
    まずは 週1回程度 のペースで通っていただくことが多いです。
  • 症状が落ち着いてきたら
    状態を見ながら 2週に1回、その後は 月1回 など間隔をあけていきます。

慢性的な胃の不調や、再発を繰り返している場合は、
一定期間継続して体調を整えることが大切になります。
また、自宅でのお灸をしていただくことをおすすめしています。

通院ペースは、症状や生活状況に合わせて無理のない形でご提案しますので、
ご不安な点があればお気軽にご相談ください。

どのくらいで効果を感じますか?

症状の程度、患っている期間、体質などにより効果の感じ方には個人差がありますが、早い方では数回の施術で変化を感じることがあります

ただし、症状が重い方や長く続いている場合、ストレス・生活習慣の影響が強い場合は、
もう少し時間をかけて体質を整えていく必要があります。

鍼灸は一時的に症状を抑えるというより、
胃の働きや自律神経を整え、回復しやすい状態をつくる治療のため、
継続することで効果を実感しやすくなります。

どのような方が鍼灸で効果を感じやすいですか?

次のような方は、鍼灸の効果が出やすい傾向があります。

  • 検査で大きな異常がなく、機能的な不調と考えられる方
  • ストレスや体調の変化で、症状に波が出やすい方
  • 胃もたれや食後の苦しさなど、胃の動きの不調がある方
  • 薬で一部は良くなるが、違和感が残ったり再発しやすい方
  • 首・肩・背中のこりが強い方
  • 食事や睡眠など、生活リズムの乱れが関係している方

このような場合、
医療機関での治療と併用することで、鍼灸の効果を感じやすくなります。

鍼灸による副作用や悪化はありませんか?

重い副作用はほとんどありませんが、まれに一時的な反応が出ることがあります。

鍼灸は比較的安全性の高い治療ですが、体調や体質、鍼灸の刺激量によって、次のような一時的な反応が出ることがあります。

  • 施術後にだるさ・眠気を感じる
  • 症状が一時的に強くなったように感じる

これらは多くの場合、自律神経が調整される過程で起こる一時的な反応で、時間とともに自然に落ち着きます。

この記事を書いた人

医学博士・鍼灸師 箱嶌大昭

医学博士・鍼灸師 箱嶌大昭(はこしま ひろあき)

東洋医学の本場、中国・北京にて日本人初の医学博士を取得後、福岡・天神で「中国鍼灸院 箱嶌医針堂」を開業。九州各県から多くの患者が来院しています。

「肩こり、腰痛など日常的な症状から難病まで対応しています。お気軽にご相談ください。」

院長の経歴・あいさつ

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