当院が施術する「特殊中国針治療」は中国で開発された針麻酔という技術を応用した治療法です。 坐骨神経痛のツボに針を刺し、微弱な電流を流すことで、坐骨神経の血流を促進し、針麻酔効果を高めることによって、坐骨神経痛症状を取り除いていきます。
|
目次
|

「坐骨神経痛・環跳穴低周波鍼通電療法施術前・後の血中セロトニン値の変動」 |
坐骨神経痛とは

坐骨神経は、腰椎から出て、お尻、太ももの後ろ、膝、ふくらはぎ、足の先まで云っている末梢神経です。 坐骨神経は太ももの後面から足にかけての広い範囲の知覚をつかさどっており、腰椎椎間板ヘルニア等によって坐骨神経の圧迫、刺激されることにより片側の臀部、大腿の後面、ふくらはぎが痛み、かかとやくるぶし、足のうらの方まで痛みが響きます。
主な坐骨神経痛の症状
|
腰、お尻から太もも後面、すねの外側、足の裏つま先にかけての痛み、しびれ等。
坐骨神経に沿って指で押さえると痛いところがある。
立ち上がる時、歩く時、横になったりする時に痛みがひどくなる。
ひどい時は歩くことも困難で、眠れないほどの痛みやしびれがある |
|
痛み・しびれる部位から見た坐骨神経痛のタイプ

坐骨神経痛による痛みやしびれは腰・お尻から下肢にかけてですが、4タイプに分類することができます。
|
後側型 |
腰・お尻・太もも後ろ・ふくらはぎに痛み、しびれまたは押さえて痛いところがある |
|
前側型 |
腰・お尻とすねにも痛み・しびれまたは押さえて痛いところがある |
|
外側型 |
腰・お尻とすね外側にも痛み・しびれまたは押さえて痛いところがある |
|
総合型 |
後型・前側型・外側型の3つの症状があるもの |
|
 |
|
後側型 前側型 外側型 |
|
坐骨神経痛の原因とは?

坐骨神経痛の原因とは、大きく分けると3つあります。 @背骨の問題−−−椎間板や変形した骨が坐骨神経を圧迫して痛みやしびれが出現 A筋肉の問題−−−腰やお尻の筋肉が坐骨神経を圧迫して痛みやしびれが出現 B内臓などの問題
一般的に@とAが原因であることが多いです。
|
 @背骨の問題 A筋肉の問題 B内臓などの問題 |
|
・椎間板ヘルニア ・椎間板すべり症 ・変形性脊椎症 ・脊柱管狭窄症 |
・大腰筋など腰部筋肉の緊張
・お尻の筋肉の緊張 (梨状筋症候群) |
・糖尿病
・動脈硬化
・腫瘍 ・うつ病
|
意外に多い筋肉の問題
 ぎっくり腰やハードな運動、デスクワークなどの同じ姿勢を長時間していることなどにより筋肉が疲労しコリができます。そのコリが坐骨神経痛を引き起こします。筋肉の問題による坐骨神経痛はMRIなどの精密検査では見落とされがちです。MRIを撮ったが異常なしといわれた場合などがこのタイプであることが多いです。筋肉による坐骨神経痛は痛みが強く腰からお尻、太もも、ふくらはぎ、足首にかけて広範囲に及ぶことが特徴です。
また、椎間板ヘルニア、椎間板変性症など背骨の変形などの問題による坐骨神経痛と診断された場合でも、背骨が不安定な状態のため、腰やお尻の筋肉が骨を保護しようとして緊張し、筋肉にコリを作ったり、血流障害を起こすことにより一層坐骨神経痛
症状を強める様な悪循環を形成していきます。
中国針治療はこの筋肉の緊張や血流障害を取り除き、坐骨神経痛を改善します。
坐骨神経痛を引き起こす筋肉

| 筋肉 |
症状 |
| @腰方形筋 |
立ったり座ったりすると痛みます。 |
| A大腰筋 |
背筋を伸ばすような(気を付けの姿勢)ことが痛くてできず、身体を丸めていると楽です。座っていると楽ですが、立ち上がったりするときに痛みます。ぎっくり腰、慢性腰痛、椎間板ヘルニアの多くがこの筋肉に問題があります。 |
B中殿筋 C小殿筋 |
立っていると大丈夫ですが、座っていると骨盤上部に痛みや足にしびれが出現します。お尻の外側あたりを押さえると痛いところがあり、無意識に揉んだり、叩いたりしていることが多い。 |
| D梨状筋 |
お尻の真ん中あたりを押さえると痛みがあります。太もも後面、足裏や指までしびれが出現します。冷えを伴うものが多いようです。梨状筋症候群の主な原因です。 |
E双子筋
F閉鎖筋
|
お尻下部から太もも後面付近まで痛みます。 |
| G大腿二頭筋 |
お尻と太もも境目あたりから膝裏、ふくらはぎ、アキレス腱付近まで痛みがあります。 |
|
坐骨神経痛とツボの関係

 身体には361個のツボがあるとされています。東洋医学、特に針灸治療ではこれらのツボに針を刺したり灸をすえたりして治療していきます。 坐骨神経痛には坐骨神経に沿ったツボがよく用いられており、坐骨神経痛発症時には右図の●印周辺を指で押さえると特に痛く感じます。
主にお尻のツボ(殿圧、胞肓、秩辺、環跳)や下肢(殷門、外承筋)などです。
そのツボが坐骨神経痛によく効くツボとなります。病状が重いほど指で押さえると痛い●印部が多くなります。病状の軽いものや再発を繰り返す慢性の方の場合は押さえて痛い所が少ない傾向にあるようです。
|
坐骨神経痛の特殊中国針通電療法


坐骨神経に向けて中国針を刺入して、坐骨神経が分布しているお尻・太もも・ふくらはぎ・すね・足の裏に刺激を送ります。
これにより足全体がピクピク動き、硬くなった腰部や太ももの筋肉を緩ませ、坐骨神経血流を増加させることにより神経根や坐骨神経の炎症、浮腫を取り、早期に座骨神経痛を改善していきます。
中国針灸治療では秩辺、環跳などのツボへ針を刺します。これらのツボ付近には坐骨神経や陰部神経が存在しています。色々な治療を試したが効果がない方や手術をするかどうか悩んでいる方は一度中国針通電療法を受けられることをお勧めいたします。
|