緑内障の鍼灸治療によくある質問 | 福岡市・天神の中国鍼灸院 箱嶌医針堂
緑内障の鍼灸治療によくある質問
よくある質問

緑内障の鍼灸治療によくある質問

鍼灸で緑内障が治りますか?

鍼灸で緑内障そのもの(視神経の障害)が治るわけではありません。
ただし、眼の血流改善や眼圧の安定を目的に鍼灸を行うことで、見えづらさの改善や頭痛・目の重さなどの不快感の軽減、進行の抑制のサポートになる可能性があります。

鍼灸治療で緑内障にどのような効果が期待できますか?

視神経の環境を整え、進行をゆるやかにするための“サポート療法として有効と考えられています。
主に次のような効果が期待できます。

  • 眼のまわりの血流改善
  • 眼圧の安定(変動の緩和)
  • 首・肩・頭の緊張改善
  • 自律神経バランスの調整
  • 見やすさの向上

どのような症状が改善しますか?

鍼灸は緑内障の根本治療ではありませんが、施術を継続することで 日常の見え方や症状の「質」が改善する ケースがあります。症状の程度などで効果に個人差はあります。

  • 目薬だけでは下がりにくかった眼圧が安定する
  • かすみが軽減、少しすっきり見えやすくなる
  • 目の奥のおもだるさなどが軽減する
  • 頭痛、肩こりの軽減
  • 視野悪化のスピードがゆるやかになる可能性が期待できる

鍼灸で「視野が狭くなる」「失った視野」が戻りますか?

残念ながら、鍼灸で失われた視野が元に戻ることはありません。
緑内障で一度ダメージを受けた視神経や視野は、現在の医療でも回復が難しいとされています。
鍼灸はこれ以上の悪化を防ぐためのサポート日常の「見えづらさ」の軽減の可能性は期待できます。

どのような緑内障に鍼灸は適応しますか?

慢性的な緑内障に適応します。

  • 開放隅角緑内障(最も多いタイプ)
  • 正常眼圧緑内障(日本人に特に多いタイプ)
  • 続発性緑内障(糖尿病・外傷・炎症などが原因)

急激な眼圧上昇を伴う「急性閉塞隅角緑内障」は、鍼灸の適応外です。 

緑内障はどの段階(初期・中期・末期)でも鍼灸を受けられますか?

どの段階でも施術は可能ですが、できるだけ早い段階のほうが効果が期待できます。
初期~中期段階での施術をおすすめします。
緑内障の進行度によって施術の目的は変わります。

  • 初期~中期 眼圧の安定、進行予防のサポート
  • 中期〜末期 眼圧の安定、目の不快症状の緩和、残存の視機能をサポート

鍼や灸は痛くない、熱くないですか?

できるだけ痛みを感じにくいよう、髪の毛程度の細い鍼を用いてます。多くの方が「思ったより痛くない」「むしろ心地よい」とおっしゃいます。また、お灸も熱さが過度にならないタイプを使用し、やけどや跡が残る心配はありません。

鍼灸は安全ですか?副作用はありますか?

基本的には安全で、使い捨ての鍼を使用し衛生管理を徹底しています。ただし、お身体によっては施術後に軽い疲労感や好転反応が出る場合があります。そうした場合も通常は一時的で、重篤な副作用はほとんど報告されていません。

眼科の治療と鍼灸は併用しても大丈夫ですか?

はい。むしろ多くの場合、点眼薬や手術などの西洋医学的治療と併用することで、鍼灸の補助的効果が期待できます。

通院頻度・期間はどのくらいが目安ですか?

多くの場合、まずは週に1 回の施術から始め、その後は経過によって2週に1回など間隔をあけることがあります。症状や進行度合いによって個人差がありますので、初回のカウンセリングで詳しくご提案いたします。

なかなか頻繁に通えない場合はどうすればよいですか?

頻繁に通院できない場合は、通院間隔をあけたり、自宅でのセルフお灸を取り入れたりと、柔軟に対応させていただきます。

眼圧が安定している方は、月1~2回の施術と普段はセルフお灸をされている方もいます。

この記事を書いた人

医学博士・鍼灸師 箱嶌大昭

医学博士・鍼灸師 箱嶌大昭(はこしま ひろあき)

東洋医学の本場、中国・北京にて日本人初の医学博士を取得後、福岡・天神で「中国鍼灸院 箱嶌医針堂」を開業。九州各県から多くの患者が来院しています。

「肩こり、腰痛など日常的な症状から難病まで対応しています。お気軽にご相談ください。」

院長の経歴・あいさつ

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