頚椎ヘルニア・頚椎症の鍼灸治療によくある質問 | 福岡市・天神の中国鍼灸院 箱嶌医針堂
頚椎ヘルニア・頚椎症の鍼灸治療によくある質問
よくある質問

頚椎ヘルニア・頚椎症の鍼灸治療によくある質問

鍼灸で頚椎ヘルニアや頚椎症は改善しますか?

はい、鍼灸で頚椎ヘルニアや頚肩腕症候群の症状が改善するケースは多くあります。
ただし「飛び出した椎間板そのものを元に戻す」というより、症状を引き起こしている要因を整える治療です。

頚椎ヘルニアや頚肩腕症候群では、首だけでなく、肩・肩甲骨周囲・背中・腕の筋肉が過度に緊張し、神経や血管を圧迫して症状を悪化させていることが少なくありません。鍼灸では、こうした深部の筋緊張をやわらげ、血流を改善することで神経への負担を軽減し、痛みやしびれの緩和を目指します。

どのような症状に効果がありますか?

頚椎ヘルニアや頚肩腕症候群に対する鍼灸治療は、次のような症状に効果が期待できます。

まず多いのが、首から肩にかけての痛みや強いこり感です。動かすと痛む、じっとしていても重だるいといった症状は、首・肩周囲の筋緊張が関係していることが多く、鍼灸で筋肉を深部からゆるめることで軽減しやすくなります。

次に、腕や手に広がる痛み・しびれ・だるさです。肩から上腕、前腕、指先にかけて症状が出る場合、神経が刺激を受けている可能性があり、血流改善と神経周囲の緊張緩和を目的とした鍼灸が有効なケースがあります。

さらに、首を動かしにくい、振り向けないといった可動域の制限にも対応できます。筋肉のこわばりが取れることで、首の動きがスムーズになり、日常動作が楽になる方も少なくありません。

そのほか、
・肩や腕の張り感、重だるさ
・デスクワーク後に強くなる症状
・冷えや血行不良による違和感
・夜間や朝方に症状が強く出る

鍼灸はヘルニア自体を治すことができますか?

鍼灸でヘルニア(椎間板の突出)そのものを直接元の形に戻すことはできません。
ただし、ヘルニアによって生じている痛みやしびれなどの症状を改善・軽減することは十分に可能です。

頚椎ヘルニアの症状は、「飛び出した椎間板」だけが原因になっているとは限りません。実際には、
・首や肩、背中の筋肉の強い緊張
・姿勢の崩れや身体の使い方のクセ
・血流低下による神経周囲の環境悪化
といった要素が重なり合い、神経が過敏になって症状が出ているケースが多く見られます。

鍼灸では、こうした神経の周囲環境を整えることを目的に、深部の筋肉や緊張の強いポイントへアプローチします。筋肉がゆるみ血流が改善すると、神経への圧迫や刺激が軽減され、痛み・しびれ・だるさが和らいでいくことが期待できます。

また、時間の経過とともにヘルニア自体が自然吸収されるケースも知られており、鍼灸で症状をコントロールしながら生活の質を保つことで、手術をせずに経過をみられる方も少なくありません。

整形外科での注射や薬でも改善しませんが、鍼灸ではどうですか?

はい、整形外科での注射や薬で改善が見られなかった場合でも、鍼灸で症状が軽くなるケースはあります。

痛み止めや注射は、炎症や痛みを一時的に抑えることが目的ですが、
首・肩・背中・腕の筋肉の緊張や血流の悪さが原因として残っていると、症状が繰り返し出やすくなります。

鍼灸は、
・深部の筋肉をゆるめる
・血流を改善する
・神経まわりの環境を整える
といった点にアプローチするため、薬とは違う方向から症状改善を目指せるのが特徴です。

もちろん効果には個人差がありますが、他の治療で改善が乏しい場合の選択肢の一つとして、鍼灸を試してみる価値はあります。

何回くらいの施術で症状が改善しますか?

症状や経過によって差はありますが、多くの方は数回〜数週間の施術で何らかの変化を感じ始めます。
ただし「何回で治る」と一律に言えるものではなく、症状の強さ・期間・ヘルニアの程度によって必要な回数は変わります。

一般的な目安としては、
急性期(発症して間もない場合)では
・週1〜2回の施術を数回もしくは1か月程度で、痛みやしびれが軽減してくるケースが多く見られます。

慢性期(数か月〜数年続いている場合)では
・最初は週1回前後
・症状が落ち着いてきたら2週に1回、月1回へ
と段階的に間隔を空けながら、1〜3か月程度を目安に改善を目指すことが多いです。

鍼灸治療は痛いですか?

当院では、髪の毛ほどの細さの鍼を使うため、注射のような強い痛みはほとんどありません。ほとんど何も感じないか、蚊に刺された程度の“チクッ”とした刺激で、施術中に眠ってしまう方も少なくありません。
首や肩、肩甲骨のコリが強い部分に鍼が入ると、おもだるい感覚になることがありますが、その感覚が不快であれば、調整いたします。

鍼灸は副作用はないですか?施術後悪化したりしませんか?

はい、鍼灸の副作用は比較的少なく、安全性の高い治療法です。

施術後に
・少しだるくなる
・重たい感じが出る
といった反応が出ることはありますが、多くは一時的で、半日〜1日ほどで自然におさまります。

基本的に、適切に行われた鍼灸で症状が大きく悪化することはほとんどありません。
不安がある場合は、刺激を弱めるなど調整できますので、遠慮なく伝えてください。

整形外科や整骨院の施術と併用は可能ですか?

はい、整形外科や整骨院の施術と鍼灸は併用可能です。

実際、
・整形外科で検査や診断を受けながら
・整骨院でリハビリや物理療法を行い
・鍼灸で筋緊張や神経まわりを整える
という形で併用されている方はいらっしゃいます。


鍼灸は、深部の筋肉や血流、自律神経へのアプローチができるため、
それぞれの長所を組み合わせることで、症状の改善を感じやすくなるケースもあります。

この記事を書いた人

医学博士・鍼灸師 箱嶌大昭

医学博士・鍼灸師 箱嶌大昭(はこしま ひろあき)

東洋医学の本場、中国・北京にて日本人初の医学博士を取得後、福岡・天神で「中国鍼灸院 箱嶌医針堂」を開業。九州各県から多くの患者が来院しています。

「肩こり、腰痛など日常的な症状から難病まで対応しています。お気軽にご相談ください。」

院長の経歴・あいさつ

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