肩こりの鍼灸治療によくある質問
もくじ
肩こりに鍼灸は効果ありますか?
肩こりに鍼灸は十分に効果が期待できる治療法です。
鍼は深い筋肉まで届くため、マッサージでは取れにくいコリをゆるめ、血流の改善や筋緊張の緩和につながります。多くの方が1~3回ほどで肩が軽くなると実感されています。
とくに慢性的な肩こりは、継続して施術を受けることで、以前ほど肩こりを感じにくくなります。
●このような効果が期待できます。
- 首肩が軽くなる
- 首の可動域が広がる
- 呼吸がしやすくなる
- 眼精疲労が取れる
- 頭痛が減る
鍼灸治療が肩こりになぜ効く?
鍼灸が肩こりに効く理由は主に3つあります。
- 深い筋肉のコリまで直接アプローチできる
- 血流が改善し、硬くなった筋肉がゆるむ
- 自律神経が整い、肩こりの悪循環を断ち切れる
マッサージとの違いは何ですか?
マッサージは主に表面の筋肉(浅い層)をほぐすのに向いています。
一方、鍼灸は細い鍼を使うため、肩こりの原因になりやすい深い筋肉(深層筋)まで直接アプローチできるのが大きな違いです。
そのため、長年の凝りやガチガチの肩こりは、鍼灸のほうが効果を実感しやすいことが多いです。
鍼灸治療は痛いですか?
髪の毛ほどの細い鍼を使うため、鍼はほとんどなにも感じないか、一瞬だけ「チクっ」とする程度です。
ほとんどの方が「思ったより痛くない」とおっしゃいます。
また、鍼が首や肩のコリに当たると、ズーンとした重い感覚が出ることがありますが、いた気持ち良い感覚です。
肩だけでなく首や背中も凝っています。まとめて治療できますか?
はい、まとめて治療できます。
肩こりは首・背中の筋肉ともつながっているため、肩だけを施術しても改善が不十分なことがあります。
そのため、肩だけでなく、首・背中・肩甲骨まわりまで含めて全体を整える施術を行います。
そのほうがコリが取れやすく、良い状態を維持しやすくなります。
肩こりからくる頭痛や眼精疲労にも効きますか?
はい、効果が期待できます。
肩こりが強いと、首まわりの血流が悪くなり、頭痛(緊張型頭痛)や眼精疲労を引き起こしやすくなります。
鍼灸で首・肩の筋肉がゆるむと血流が改善し、頭が重い・目が疲れる・こめかみが痛いといった症状が軽くなる方が多いです。
特に、デスクワークやスマホの使用が多い方におすすめです。
首肩がガチガチですが、深いところまで鍼は届きますか?
鍼は筋肉の表層だけでなく、肩甲挙筋・僧帽筋・後頚部などの深層のコリにも安全にアプローチできます。
マッサージでは届きにくい部分まで刺激できるため、ガチガチの肩こりでもしっかり緩めることが可能です。
深層の筋肉がゆるむと、肩の軽さや可動域の改善を実感しやすくなります。
どのくらいの頻度で通うのが良いですか?
軽い肩こりは1~2回の施術で良くなることもありますが、慢性的な頑固な肩こりは週1回〜10日に1回が目安です。症状が落ち着いてくれば、月1~2回のメンテナンスで良い方も多いです。
副作用や注意点はありますか?
まれに施術後にだるさ(好転反応)が出ることがありますが、数時間〜翌日にはほとんど軽くなります。
このだるさが取れると、肩こりがスッと軽くなることが多いです。











