膝痛・変形性膝関節症の鍼灸によくある質問
もくじ
膝痛に効果はありますか?
はい、膝痛に鍼灸は効果が期待できます。
鍼灸は、膝周りの筋肉の緊張をゆるめ、血流を改善することで、
痛みを和らげ、動きを楽にする治療です。
また、膝だけでなく腰、太もも・股関節・骨盤・歩き方など、膝に負担をかけている原因にもアプローチできるため、レントゲンで異常がない膝痛や、初期段階の痛みにも適しています。
変形性膝関節症にも鍼灸は効果がありますか?
はい、変形性膝関節症でも鍼灸は効果が期待できます。
変形性膝関節症には、初期・中期・進行期といった程度の違いがあります。
初期〜中期の段階では、鍼灸によって膝周囲の筋肉の緊張をゆるめ、血流を改善することで、痛みや動きづらさの軽減が期待できます。
進行して変形が強い場合でも、鍼灸は痛みを和らげ、日常生活を少しでも楽にする目的で役立ちます。(効果に個人差はあります)
※鍼灸は変形そのものを元に戻す治療ではありませんが、症状の程度に応じて、痛みの軽減や悪化予防をサポートできる治療法です。
膝に水がたまった状態でも鍼灸は可能ですか?
膝に水が溜まっている場合でも鍼灸は可能で、状態によっては有効です。
鍼灸では、膝周囲の血流を良くし炎症を抑えることで、関節に溜まった水が自然に引きやすい体の状態を作ることを目指します。
早めの鍼灸治療で痛みや腫れが軽くなり、水が自然に引いたという方もいます。
ただし、炎症が強く腫れや熱感がひどい場合は、まず医療機関での診察や状態に合わせた対応が必要になることもあります。
手術を勧められていますが、鍼灸を受けても大丈夫ですか?
はい、手術を勧められている場合でも、鍼灸を受けていただいて問題ありません。
鍼灸は手術に代わる治療ではありませんが、
痛みを和らげたり、動きを楽にしたりする目的で受けられる方はいらっしゃいます。
・手術までの期間を少しでも楽に過ごしたい
・できるだけ手術を先延ばしにしたい
・手術後の回復を良くしたい
といった目的でも、鍼灸は一つの選択肢になります。
どのくらいのペース通う必要がありますか?
症状の強さや経過によって異なりますが、一般的な目安は次の通りです。
痛みが強い・水が溜まっている時期
→ まずは 週1回程度 を目安に、炎症や痛みが落ち着くまで続けます。
症状が落ち着いてきたら
→ 2週に1回 へ間隔をあけ、状態を安定させていきます。
維持・予防目的の場合
→ 月1回程度 のメンテナンスをおすすめすることもあります。
当院では、症状や生活状況を確認しながら、無理のない通院ペースをご提案しています。
来院が大変な場合は自宅でのお灸もおすすめしています。お灸のやり方はこちらで説明します。
鵞足炎(膝内側の痛み)にも効果はありますか?
はい、鵞足炎にも鍼灸治療は効果が期待できます。
鵞足炎は、膝の内側に付着する筋肉(太もも内側)の緊張や使いすぎが原因で起こることが多く、
鍼灸は 筋肉の緊張をゆるめ、血流を改善し、炎症を起こしにくい状態に整える ことを得意としています。
また、膝だけでなく
太もも・股関節・骨盤の動きや体の使い方も整えることで、
痛みの改善だけでなく再発予防にもつながります。
早期の鵞足炎であれば、比較的少ない回数で改善を感じるケースも多い症状です。
腸脛靭帯炎(ランナー膝)にも効果はありますか?
はい、腸脛靭帯炎(ランナー膝)にも鍼灸は効果が期待できます。
腸脛靭帯炎は、走りすぎや体の使い方の癖により、
太もも外側の筋肉(大腿筋膜張筋・殿筋など)が硬くなり、膝外側に負担が集中して起こることが多い症状です。
鍼灸では、
・太もも外側やお尻の筋緊張をゆるめる
・血流を改善し、回復しやすい状態を作る
・股関節や骨盤の動きを整える
といったアプローチで、痛みの軽減と再発予防を目指します。
特に、初期〜中期のランナー膝では、比較的早く変化を感じる方が多いのが特徴です。
鍼は痛くないですか?お灸は熱くないですか?
ご安心ください。鍼もお灸も、強い痛みや熱さを感じることはほとんどありません。
鍼について
使用する鍼は髪の毛ほどの細さで、
チクッとした刺激を感じることはあっても、注射のような痛みではありません。
多くの方が「ズーンと響く感じ」「じんわり効く感じ」と表現されます。
お灸について
当院では、強く熱いお灸ではなく、
じんわり温かさを感じるタイプのお灸を主に使用します。
やけどを起こすような施術は行いません。
刺激の感じ方には個人差があるため、その都度お声がけしながら、体調やご希望に合わせて調整しますので、鍼やお灸が初めての方も安心して受けていただけます。
自宅でできるケアはありますか?
当院では自宅でするセルフ灸をおすすめしています。
こちらでおすすめしているお灸は火が直接皮膚に触れない構造になっており、
ツボに貼って・火をつけるだけで使えるため、初めての方でも安全に行えます。
当院では、
・使うツボ
・お灸の仕方
・回数やタイミング
をわかりやすくお伝えしますので、特別な技術は必要ありません。
「じんわり温かくて気持ちいい」と感じる程度が目安で、毎日のセルフケアとして無理なく続けていただけます。毎日のお灸だけで、日常生活が過ごしやすくなる方もいます。
整形外科のリハビリと併用は可能ですか?
整形外科のリハビリは
筋力強化や関節の動かし方の改善を目的とすることが多く、
鍼灸は
痛みの緩和や筋肉の緊張をゆるめることを得意としています。
それぞれ役割が違うため、併用することで
リハビリが行いやすくなったり、回復をサポートする効果が期待できます。











