うつ病の鍼灸施術について|福岡・天神の鍼灸院「はこしま医針堂」
うつ病の鍼灸施術について

うつ病の鍼灸施術について

うつ病の鍼灸について

うつ病の鍼灸治療について

読売ウィークリー
当院の「うつ病の鍼灸施術」が掲載されています。

仮面うつ病とは、うつ病の典型的な症状である気分の落ち込みなどが目立ちません。
寝つきが悪い、眠りが浅い、目覚めが早いなどの睡眠障害や食欲不振、疲労感、全身倦怠、頭痛、肩こり、目のかすみ、慢性的な便秘や下痢など、いわゆる自律神経失調的な症状や首、腰の痛みなどの症状が強く現れます。
このような症状に対して鍼灸は非常に効果的です。

【うつ病の鍼灸施術について】
第53回 全日本鍼灸学会学術大会 千葉幕張メッセにて発表しました。

仮面うつ病の鍼灸治療

鍼による「うつ」の施術

鍼によるうつ病の治療

「薬の副作用に悩む方に朗報!」

鍼による「うつ」の施術
うつ病には、抗うつ薬の服用と休息が大前提だ。ただ、薬を飲み続けることに抵抗感を抱いている人も少なくない。

例えば、薬の副作用に悩まされている人や、妊娠・出産を考えている女性などだ。そこで注目されているのが、鍼によるうつ病の施術である。

鍼灸の本場、中国北京大学では、鍼でうつ病を治す研究が行われている。約400人の患者に薬を使わず鍼を行ったところ、薬のみを服用したのと同等の効果を得られたという。日本でも、鍼による施術を実践しているところがある。福岡市の箱嶌医針堂だ。箱嶌大昭院長は、北京大学に留学して、その方法を学んできた。早速、日本で施術したところ、長い間、うつ病に悩んでいた患者も特有のだるさがなくなったなど、効果があらわれている。

「やはり、副作用などで薬に対して拒絶感を持っていた人に好評です。鍼をすると、まず体の調子が改善され、それに伴って、精神的な障害も徐々に解消されていく、というプロセスが一般的ですね」(箱嶌院長)

鍼を、頭頂部にある「百会」と眉間にある「印堂」というツボに刺す。このツボは、もともと精神安定などを導き出す働きをするのだが、さらに3.5ボルトの微量な電流をながすことで刺激を加える。

実際に体験してみた。鍼を伝わって電流が流れているのが、皮膚のピクピクする感じでわかる。そのままじっとしていると、まず体が楽になり、次に穏やかな気持ちになっていく。確かに効果はありそうだ。

「もっとも、1回ですっきり治るわけではなく、10回以上やってみないと、はっきりとした効果は認められません」(箱嶌院長)

抗うつ薬を飲まずに、鍼だけで、うつ病への施術をしている30歳代前半の女性に効果の程を聞くと、やはり体の凝りが徐々に取れてきて、精神的にも安定してきたという。この女性は4回目だったが、鍼を行う前はちょっとしたことでも、涙が出て止まらず、一日中何をしても億劫感が伴っていた。それが解消されて「とても楽になった」と喜んでいる。