嗅覚障害・においがしない|福岡市・天神の鍼灸院「はこしま医針堂」
嗅覚障害

嗅覚障害

福岡で嗅覚障害でお困りの方への

嗅覚障害の主な症状

嗅覚障害とは

福岡・天神にある当鍼灸院では嗅覚障害・味覚障害の鍼灸施術を行っています。鍼灸施術をすることで、嗅覚や味覚の機能を回復させていきます。

耳鼻科などでの投薬などを行っても改善のない方には、鍼灸施術を受けてみてはいかがでしょうか。

当院には耳鼻科に通院しても回復しない嗅覚障害が鍼灸施術で回復する例が多数あります。
匂いをかんじなくなってから早ければ早いほど回復する可能性が高いので、早めの鍼灸施術をおススメします。

福岡で嗅覚障害でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

嗅覚障害とは

においの神経は脳から出て鼻腔の天井までいきます。
においの素が鼻に入って神経を刺激するとその刺激が脳に伝えられて何のにおいかが分かります。

この経路のどこかに障害があると、においを感じられない嗅覚障害が起こります。また、においが解らないと味覚にも影響します。
嗅覚障害の原因は、風邪のウイルスや慢性副鼻腔炎(蓄膿症)、他薬剤、外傷などがありますが、この中で風邪を引いたことで嗅覚神経の機能が低下した嗅覚障害は鍼灸施術で改善します。

嗅覚障害の検査

【検査】耳鼻科などでの嗅覚障害の検査では、・基準嗅覚検査・静脈性嗅覚検査・画像検査などがあります。

基準嗅覚検査
5種類の香りを、うすいものから濃い順に嗅をかぎ、匂いがした時の濃度と香りの種類を判別し、嗅覚を客観的に数値で表します。
静脈性嗅覚検査(アリナミンテスト)
アリナミンを静脈注射して、アリナミンが匂い始めた時間、匂いが感じなくなった時間を測り、嗅覚障害の程度を調べます。この静脈性嗅覚検査で匂いを感じることができれば、嗅覚障害も回復しやすいといわれています。
視診・画像検査
鼻副鼻腔疾患(鼻中隔湾曲症や副鼻腔炎など)の有無を調べます。

当院に来られる嗅覚障害の方たちは、特に検査をしていない方か静脈性嗅覚検査(アリナミンテスト)を受けている方が多いです。

アリナミンテストでの結果が良ければ鍼灸施術でも回復しやすいです。アリナミンテストの結果が悪くても、嗅覚が回復した例はありますので、鍼灸施術を試してみて様子をみるとよいと思います。

嗅覚障害の鍼灸

嗅覚障害でお困りの方へ
風邪(感冒)のあとに起こる嗅覚障害の多くは一時的で、2,3日で軽快します。
鼻閉(鼻づまり)や一時的な嗅覚の障害です。

しかし感冒が治ったにもかかわらず嗅覚が戻らない嗅覚障害があります。
これは鼻粘膜がウイルスにより障害を受けたため、嗅覚神経がの機能が低下して回復しにくいようです。

鍼灸では鼻の周りにあるツボや手足のツボに刺鍼しては嗅覚神経の機能を回復させていきます。鼻の周りに針を刺すのは何だが痛そうな感じがしますが、実際針を受けてみると思ったほど痛みはありません。

IT眼症に効くツボ
また場合によっては自宅にてお灸をしていただくことで回復効果を高めていきます。

耳鼻科での投薬を受けても、なかなか嗅覚が回復しない方は鍼灸施術をお勧めします。
嗅覚障害になってあまり時間が経ちすぎると改善しにくくなるので早めの鍼灸施術が大事です。

症例

症例1

患者
67歳 女性 福岡市在住
主訴
においがしない
現病歴
もともと副鼻腔炎(蓄膿症)があり、2ヶ月前に風邪を引いて以来匂いがしなくなった。
耳鼻科にてステロイド治療などをしてみたが、嗅覚は回復せず。
病院からは治らないと告げられる。
鍼灸でどうにか回復しないかとのことで来院。
鍼灸施術
はじめの2週間は週2回の鍼灸施術を行い、4回目の鍼灸施術までは特に嗅覚の回復はなかった。
その後、週1回の施術を行う。
5回目来院時に当院のお灸の匂いがかすかに分かるようになるが、翌日には匂わなくなった。
7回目強い香水のにおいがわかるようになる。
10回目カレーの匂いがわかる。匂い方が安定してくる。
12回目ソース・醤油など調味料の匂いが分かる。
13回目ほとんどの匂い(80%くらい)がわかるようになる。
15回目草のにおいがわかるようになり、ほぼ回復したので鍼灸施術を終了した

症例2

患者
49歳 男性 福岡市在住
主訴
におい・味がしない
現病歴
3ヶ月前に風邪をひいてから「におい・味」がしなくなった。
耳鼻科にて3ヶ月通院したが、「嗅覚・味覚」とも回復せず。
半信半疑ながら鍼灸施術を受けてみようと来院する。
鍼灸施術
週2回の鍼灸施術を開始、初めの2回目までは、変化なし。
3回目より施術後直ぐ【におい】を感じるも3時間くらいでもとに戻った。
4回、5回と続けるとだんだんと【におい】を感じる時間が長くなる
7回目でほぼ回復して施術を終了した。
詳しくはコチラをご覧ください→ 嗅覚障害が鍼灸で回復しました。

その他の嗅覚障害の症例

「医師から治る可能性が極めて低いと言われた嗅覚障害」

友人から「鼻声だね」と言われてから、気づいた「嗅覚障害」。2週間経過しても一向に匂いが分かりませんでした。大学病院で検査を受けたところ、「治る可能性は極めて低い」と言われて愕然としました。

何か嗅覚が回復する方法がないか探したところ、「鍼灸」にたどり着きました。半信半疑の鍼灸施術でしたが、みるみるうちに嗅覚は回復していきました。

この方のように耳鼻科での検査結果が悪いと、回復が難しくなる傾向がありますが、鍼灸施術で回復した例はいくつもあります。

また、嗅覚障害は一般的に耳鼻科でのステロイド治療後に改善がなければ、ビタミン剤か漢方薬(当帰芍薬散など)を数か月服用している方も多いですが、ステロイドでの治療後、嗅覚の回復がなければ早めの鍼灸施術をおすすめします。
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異臭症の嗅覚障害


嗅覚障害の1つである「異臭症」。「におうけど、違うにおいがする」、「ドブのような臭いにおいがする」「こげ臭いにおいがする」など「本来のにおいとは違うにおいにがする」症状があります。

また、はじめは何も匂わない「嗅覚障害」であったが、その後匂いがするようになったけど、以前とは匂いが違って感じる「異嗅症」になる方もいます。

異臭症は鍼灸施術で回復する例が多いので、ぜひ鍼灸施術を試してみてはいかがでしょうか?
この異臭症にも鍼灸は効果的です。

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