肋間神経痛の鍼灸治療によくある質問 | 福岡市・天神の中国鍼灸院 箱嶌医針堂
肋間神経痛の鍼灸治療によくある質問
よくある質問

肋間神経痛の鍼灸治療によくある質問

肋間神経痛に鍼灸治療は効果がありますか?

はい、肋間神経痛に鍼灸治療は効果が期待できます。
ただし、すべての原因に万能というわけではなく、原因に合っている場合に特に有効です。

肋間神経痛の多くは、

  • 肋骨まわりの筋肉の緊張
  • 背中や肩のこり、姿勢の崩れ
  • 加齢や動きの少なさによる胸郭の硬さ

などが原因で、神経が刺激されて起こります。
このようなケースでは、鍼灸によって筋肉の緊張をゆるめ、血流や神経の働きを整えることで、痛みの軽減や回復が早まることが多くあります

実際に、

  • レントゲンやMRIで「異常なし」と言われた
  • 薬や湿布ではあまり変化がなかった

という方でも、鍼灸治療で呼吸や動作時の痛みが楽になるケースは少なくありません。

一方で、骨折・内臓疾患・急性の帯状疱疹などが原因の場合は、まず医療機関での治療が優先されます。
そのため、鍼灸では状態を見極めたうえで、適応かどうかを判断することが大切です。

「検査では異常がないのに痛みが続く」
そんな肋間神経痛には、鍼灸は試す価値のある治療法と言えます。

レントゲンで異常がないのに痛みが続く原因とは?

レントゲンで「異常なし」と言われたのに痛みが続く場合、原因が骨以外にあることが多いためです。

レントゲンは、

  • 骨折
  • 変形
  • 大きな骨の異常

を確認する検査で、筋肉・神経・関節の動きまでは写りません。

肋間神経痛では、次のような原因がよく見られます。

  • 肋骨の間の筋肉が硬くなり、神経を刺激している
  • 背中や肩のこり、姿勢の崩れによって肋骨の動きが悪くなっている
  • 加齢や運動不足で胸まわりが固くなっている
  • 冷えやストレスによる血流低下

これらはレントゲンでは異常として写らないため、「問題なし」と言われても痛みが続くことがあります。

実際には、
「深呼吸や体をひねると痛い」
「咳やくしゃみでズキッとする」
といった症状がある場合、筋肉や神経の働きが関係しているケースが多いです。

このような場合、鍼灸治療で筋肉の緊張をゆるめ、血流や神経の働きを整えることで、痛みが軽くなる・動きが楽になることが期待できます。

帯状疱疹後神経痛にも効果がありますか?

はい、帯状疱疹後の神経痛(帯状疱疹後神経痛:PHN)に対して、鍼灸は効果が期待できる場合があります。
特に「痛みが長引いている」「薬だけではつらさが残る」といったケースで、痛みの緩和や生活の質の改善を目的に用いられます。

鍼灸では、

  • 神経まわりの血流を改善する
  • 過敏になった神経の興奮をやわらげる
  • 筋肉の緊張や自律神経の乱れを整える

といった作用が期待でき、痛みの強さや頻度が徐々に和らぐ方も少なくありません。

完全に痛みを「ゼロ」にするのが難しい場合でも、
「痛みが和らいで眠れるようになった」
「日常生活が楽になった」
と感じられるケースは多く、西洋医学の治療と併用できる補完的な選択肢として鍼灸は有効と言えます。

治療はどれくらいで効果が出ますか?

治療の効果が出るまでの期間は、原因・痛みの強さ・発症からの期間によって個人差があります。筋肉の緊張や姿勢の崩れが原因のケース
では、早い方で初回〜3回目の施術後に「楽になった」と感じることがあります。

一般的な目安としては、

帯状疱疹後神経痛など慢性的な痛み
 → 5〜10回以上かけて少しずつ変化することもあります

急に出た痛み(発症から数日〜1週間程度)
 → 1〜3回の施術で変化を感じる方が多い

慢性的な痛みが続いている場合(数週間〜数か月)
 → 3〜5回前後で徐々に軽減

帯状疱疹後神経痛など慢性的な痛み
 → 5〜10回以上かけて少しずつ変化することもあります

肋間神経痛はどこに鍼をしますか?

肋間神経痛の鍼灸治療では、痛い場所だけに鍼をするのではなく、原因となっている部位も含めて治療します。症状や体の状態を確認しながら、いくつかのポイントを組み合わせて行うのが特徴です。

・肋骨のまわり(肋間部)
痛みが出ている肋骨の間や、硬くなった筋肉に鍼をすることで、神経への刺激をやわらげ、呼吸や体の動きによる痛みを軽減します。

・背骨の際(背中)
背骨まわりの筋肉が緊張すると肋間神経痛の原因になることがあるため、背中をゆるめることで症状の改善を図ります。

このように、肋間神経痛の鍼灸治療は、局所と関連部位を同時に整えることで、痛みの回復を促す治療です。

どのくらいの頻度で施術すると良いですか?

施術のペースは、痛みの強さや症状が出てからの期間によって変わります。

痛みが強い時期や、出始めたばかりの肋間神経痛では、最初は週に1〜2回程度の施術をおすすめすることが多いです。症状が落ち着くまでは、少し間隔を詰めて治療を行うことで、回復がスムーズになります。

痛みが軽くなってきたら、

  • 週1回
  • 2週間に1回

といったように、状態を見ながら施術の間隔をあけていきます。

慢性的な痛みや、帯状疱疹後の神経痛などの場合は、無理のないペースで継続することが大切なため、1〜2週間に1回の施術を続けるケースもあります。
初回の施術時に状態を確認し、最適なペースをご提案しますので、安心してご相談ください。

この記事を書いた人

医学博士・鍼灸師 箱嶌大昭

医学博士・鍼灸師 箱嶌大昭(はこしま ひろあき)

東洋医学の本場、中国・北京にて日本人初の医学博士を取得後、福岡・天神で「中国鍼灸院 箱嶌医針堂」を開業。九州各県から多くの患者が来院しています。

「肩こり、腰痛など日常的な症状から難病まで対応しています。お気軽にご相談ください。」

院長の経歴・あいさつ

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