
当院が施術するパーキンソン病の鍼灸治療では、中国の病院で行われている頭部のツボや手足、背中などのツボを鍼灸治療することで、自律神経を整え、パーキンソン病による諸症状を緩和させていきます。
第11回全日本鍼灸学会 九州支部学術集会にて、パーキンソン病と関係のある自律神経と鍼灸治療について発表しました。
パーキンソン病とは

パーキンソン病とは、手足の振るえ、筋肉のこわばり、動作が鈍くなるなどの症状を主とする病気です。
その他に肩こり、腰痛、だるさ、疲れやすい、便秘、冷え、不眠などの症状も現れることもあります。
パーキンソン病の原因は脳のドーパミンというホルモンの減少により起こるとされていますが、 近年、自律神経と深い関係があることがわかってきました。
【パーキンソン病の主な症状】
・筋肉のこわばり(筋固縮)
・動作が遅い(無動)
その他の症状
・姿勢反射障害
(姿勢バランスが崩れた時によろめいたり、こけたりする)
・自律神経症状(便秘、たちくらみ、易疲労)
・書字困難、手の細かい運動の障害
・精神症状(反応が遅い、うつ状態)
・歩行障害
(こきざみ歩行、前かがみ、突進歩行、すくみ足、腕振りの消失)
・仮面様顔貌
・発語障害(小声、どもる)
自律神経失調症の鍼灸治療

パーキンソン病の鍼灸治療では、頭や首の後ろにあるツボを刺激することで脳の血流を改善させ、手足や背中のツボを刺激することで自律神経の働きを改善させていきます。
それにより、手足の振るえ、筋肉のこわばり、動作が鈍くなる症状や肩こり、腰痛、だるさ、疲れやすい、便秘、冷え、不眠などの自律神経症状を改善させていきます。
当院での鍼灸治療と自宅にてお灸をしていただくことがあります。
パーキンソン病への鍼灸治療効果は、すぐに現れるものではありませんが、気長に治療を継続することで、徐々にですが症状の軽減や進行を遅らせる効果が期待できます。
パーキンソン病の鍼灸治療は、西洋医学と併用することで、日々の生活を過ごしやすくしていきます。 できるだけ症状の軽い時期からの治療をお勧めいたします。
【パーキンソン病の自宅灸療法】

右図のようなお灸を症状に合わせて使い分けしています。
非常に温和な熱刺激がツボから身体の中に浸透していき、 身体がリラックスしていきます。
症例
【手足の震え、太もも裏の痛みと両足のだるさ】
手、足が震える、太もも裏が痛い、両足がだるいなどの症状がある。
病院にてパーキンソン病と診断され、お薬を飲んでいるが、そのほかになに治療法がないか探していたところ 鍼灸治療がパーキンソン病に効果があると聞いて来院される。
当院にて週1回程度の治療を行っている。
手足の振るえ、だるさはあるが、以前よりも体調の良い日が増え、自分で車を長距離運転できるし、 運転後も疲労感が少ない。
【足がよろけて歩きにくい、足がつる、疲労感】
歩きにくい、足がよろける、ふくらはぎがつる(こむら返り)、疲れやすいなどの症状がある。
当院にて月2回程度の治療を続けている。
鍼灸治療を受けて以来、ほとんどふくるはぎがつる(こむら返り)がおこらなくなった。
治療直後は身体が軽くなり、よく眠れる。

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