当院が施術する嗅覚障害・味覚障害の鍼灸治療では針灸独特のツボ作用により嗅覚や味覚の機能を回復させていきます。
耳鼻科などでの治療を行っても改善のない方など鍼灸治療をうけてみてみてはどうでしょうか。
嗅覚障害とは

においの神経は脳から出て鼻腔の天井までいきます。
においの素が鼻に入って神経を刺激するとその刺激が脳に伝えられて何のにおいかが分かります。
この経路のどこかに障害があると、においを感じられない嗅覚障害が起こります。また、においが解らないと味覚にも影響します。
嗅覚障害の原因は、風邪のウイルスや慢性副鼻腔炎(蓄膿症)、他薬剤、外傷などがありますが、この中で風邪を引いたことで嗅覚神経の機能が低下した嗅覚障害は中国鍼灸治療で改善します。
嗅覚障害の鍼灸治療
風邪(感冒)のあとに起こる嗅覚障害の多くは一時的で、2,3日で軽快します。
鼻閉(鼻づまり)や一時的な嗅覚の障害です。
しかし感冒が治ったにもかかわらず嗅覚が戻らない嗅覚障害があります。
これは鼻粘膜がウイルスにより障害を受けたため、嗅覚神経がの機能が低下して回復しにくいようです。

鍼灸治療では鼻の周りにあるツボや手足のツボに刺鍼しては嗅覚神経の機能を回復させていきます。鼻の周りに針を刺すのは何だが痛そうな感じがしますが、実際針を受けてみると思ったほど痛みはありません。
また場合によっては自宅にてお灸をしていただくことで治療効果を高めていきます。
耳鼻科での治療を受けても、なかなか嗅覚が回復しない方は鍼灸治療をお勧めします。
嗅覚障害になってあまり時間が経ちすぎると改善しにくくなるので早めの鍼灸治療が大事です。
症例
| 患者 | 67歳 女性 |
| 主訴 | においがしない |
| 随伴症状 | もともと副鼻腔炎(蓄膿症)があり、2ヶ月前に風邪を引いて以来匂いがしなくなった。 耳鼻科にてステロイド治療などをしてみたが、嗅覚は回復せず。 病院からは治らないと告げられる。 鍼灸治療でどうにか回復しないかとのことで来院。 |
| 現病歴 | はじめの2週間は週2回の治療を行い、4回目の治療までは特に嗅覚の回復はなかった。 その後、週1回の治療を行う。 5回目来院時に治療院のお灸の匂いがかすかに分かるようになるが、翌日には匂わなくなった。 7回目強い香水のにおいがわかるようになる。 10回目カレーの匂いがわかる。匂い方が安定してくる。 12回目ソース・醤油など調味料の匂いが分かる。 13回目ほとんどの匂い(80%くらい)がわかるようになる。 15回目草のにおいがわかるようになり、ほぼ回復したので治療を終了した |

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