自律神経失調症の鍼灸施術とは?|福岡・TV取材「はこしま医針堂」
自律神経失調症への取材

自律神経失調症への取材

鍼灸による自律神経失調症のTV取材

福岡・テレビ西日本(TNC)の番組「タマリバ」で鍼灸について紹介させていただきました。

自律神経失調症やうつ病の症状とは?
鍼灸施術ってどういことをするの?
痛くないの?お薬にできるだけ頼らない、身体にやさしい東洋医学・鍼灸について紹介しました。
鍼灸施術では、ツボに鍼やお灸をすることで、自律神経を整えていきます。
そうすることで、首や肩こり、夜眠れない、身体がだるい、食欲不振、耳鳴りやめまいなども改善していき、気持ちも明るくなっていきます。

【自律神経の乱れで起きる症状】

呼吸器系
息切れ、呼吸困難
循環器系
動悸、冷え性、むくみ、のぼせ
神経系
不眠、頭痛、めまい、耳鳴り、神経痛、しびれ
筋肉系
肩こり、腰痛、背中の痛み、倦怠感
消化器系
むかつき、吐き気、食欲不振、腹痛、下痢、便秘
身体の調子を崩す原因はストレスによって起こることが多いです。
寝つきが悪い、熟睡感が得られないなどの症状がある場合には精神的に安定するツボを使っていきます。
そうすることで、身体がリラックスしていきます。
「百会」は精神を安定させる代表的なツボです。このツボは頭のてっぺんにあり、多くの経絡(ツボ)とつながっている重要なツボです。そのため、精神的な安定に効果がある以外にも頭痛、めまい、耳鳴りなどにも効果が期待できます。
「太衝」はストレスを取り除くツボです。足の親指と人差し指の骨の交わるところの前のくぼみにあります。イライラする、目が疲れる、冷え性などに効果が期待できるツボです。
実際に「太衝」に鍼をしてみました。鍼というと、注射針や裁縫の針をイメージしてしまい、「痛いのでは?」と思うかもしれません。鍼灸を経験した多くの人は「想像していたような痛みはなかった」と言われます。
鍼灸は最初は緊張するかもしれませんが、慣れてくると施術中に眠ってしまう方もいます。鍼灸施術後は身体が軽くなり、ポカポカする、視界が明るく感じる方もいます。
今回は二つのツボを紹介しましたが、実際の施術では、ツライ症状にあわせたツボも使っていきます。多くの方が首、肩こりを感じています。また首、肩こり感じてない方でも触ってみると「痛い!」と声を上げる方もいます。自律神経を改善させ、身体のこりを緩和させることで体調を整えていきます。